食卓を便利にする
新鮮・安心な食に
挑み続けて

食卓を便利にする新鮮・安心な食に挑み続けて

泉州地域はタオル産業をはじめとする「糸偏」分野が盛んな歴史を持っています。元々農家に生まれた創業者も、手縫いのセーターなどを作る工場を営んでいました。しかし、大量生産の流れを受け、仕事が減り途方に暮れる中、ふと言われた「ねぎを切って売ってみたら」という言葉が転機となりました。 その頃、ねぎは頻繁に買うものでもなければ、市場に行けば1束10円ほどの安価で手に入る野菜。それでも、夕方になると各家庭からトントンとねぎを刻む音が聞こえるのです。そこに活路を見出し、ねぎ加工に着手。「いつかねぎにも衛生管理をしなければいけない時代がくる」と、オールステンレスの当時では過剰な薬品工場なみの設備投資を行い、20年以上前にいち早く衛生管理を徹底。世間からは「たかがねぎに大層だ」なんて言われながらも、独自の加工システムを構築していきました。

この創業からのチャレンジ精神がユーフーズの原点にあるのだと思っています。結果的に簡便商品が世間にうけはじめたことから、ユーフーズは時代の流れに乗り、大きく飛躍することができました。今後、食の分野は品質がより重要視されることと思います。現在の生産地から配送まで自社で一本化している体制は、その時々に応じてフレキシブルに動きをとるためにも必要なことだと思っています。 農家の高齢化、日本全体の人手不足など問題は既に目の前にあります。持ち前のチャレンジ精神を発揮し、いち早くこの課題に取り組み、さらなる企画に果敢に挑戦すること。それがユーフーズができる、消費者、関係する皆様、そして従業員への恩返しだと思っています。